うまく言葉を並べてみる 虚しさに息は止まる 格子に捻れた雲に ハサミを入れる朝日 語らないままに明ける 朝が来て ふたり なお 拒んだ 揃ってしまった 胸の内 嘘と決め付けられないまま さよならはただひとつ確かな 窓に見える朝日の言う通り 闇に紛れ 繋いだ手を解けない 君を僕は愛してた 背伸びに気付かない様な ふたりでもなかったろうに 爪先に残る痺れは 君が先に見抜いていた どこまでも道はあるの? その意味を僕は 履き違えた ふたり目指す場所の先を 僕は見ていたとも知らずに 押し付けた言葉は降り注ぐ 横殴りの雨に今変わった 同じように 傘を失くしたその背中 きつく抱きしめていた 火照る耳たぶ 伝わる震え 濡れる君の肩口 襟元 噛んだ筈の 嗚咽に混ぜ 思う様 言葉並べた 眠り損ねた夜はいつも あの日見た朝日を待った 格子に捻れた雲に ハサミを入れる朝日